
12月中旬のこの日、4園(認定こども園:深江幼稚園/ふかえ保育園・ふかえサンサン保育園・ふかえキッズ)のこども達が深江幼稚園の園庭に集合し、みんなで育てたさつまいもを焼きました。
ここだけの話ですが…収穫したさつまいもだけでは足りないので、買ったお芋も足しています。(こども達にはナイショです☆)
遠まきに見つめていても感じる炎の熱と煙の匂い。
火を五感で感じ、同時に火の危険性も学ぶ貴重な機会です。
焼く前の準備は幼稚園児が担当
焼く前の準備を担当するのは、幼稚園のお兄さんお姉さんです。


さつまいもを新聞紙でくるみ、水で濡らしたらアルミホイルでくるみます。
毎年経験を積んできた年長さんだけあって、慣れた手さばきであっという間に終わらせました。
たき火で焼きいもを作るコツとは?
経験がある方はご存知かと思いますが、たき火で芋を焼くと焼きムラが出たり、思ったより甘くならなかったり…。
満足のいく焼きいもにするのはなかなか難しいものです。
そこで、この焼きいも大会の担当者にたき火で焼きいもをおいしく作るコツを聞いてみました!
▲こちらがやきいも大会を毎年取り仕切っているM先生。
M先生曰く「コツは、熾火(おきび)でじっくり焼くことですね!」
熾火(おきび)とは、火をつけた薪や炭の炎が収まり、芯の部分が真っ赤になっている状態のことです。
「火が燃え盛っている時に芋を入れると、温度が高すぎて焦げてしまうんです。
温度が下がった熾火(おきび)状態で焼けば、じっくりと加熱されるので糖化が進み、甘い焼きいもになるんですよ。」
おいしい焼きいもの作り方

▼たき火が熾火(おきび)になったのを見計らい、おいもを炭の上に並べます。
▼次に、保温の為においもにおがくずを被せ、トタンでフタをします。
フタをすることで熱の回りが良くなり、さらに風でおがくずが飛散するのを防ぎます。
煙と熱気を浴びながら、果敢に作業する園長先生とM先生です!
▲ここからしばらくは焼き上がりを待つ時間…。
焼きいもを楽しみにして、こども達はお部屋に戻ります。
▲フタをして40〜50分ほど経過した頃、串を刺し火の通り具合を確認します。
「よし、いい感じ!」
M先生のGOサインが出たので割ってみると…
▲ごらんください、この断面!
お味見させてもらいましたが、甘くてホクホクしてまるで栗のよう。
とってもおいしい焼きいもになりました♪
▲食べやすいサイズに切り分け、お部屋に持っていきます。
▲冬の日差しにキラキラと輝く焼きいも。
給食で実食。そして完食!
「いただきま〜す!」と笑顔で焼きいもにかぶりつくこども達。
「あま〜い」「もう一個!」
たくさんあった焼きいもでしたが、あっという間に無くなってしまいました。





収穫したおいもを
様々なメニューで味わいました